証拠金状況
証拠金状況では、取引に利用できる金額や出金できる金額など、証拠金の状況を確認できます。
表示される項目について
1. 資産合計
現在、証拠金として保有している総額です。
<計算式>
現金残高+受渡予定額+建玉評価損益+スワップポイント
2. 現金残高
現金として保有している額です。
<計算式>
当日の現金残高
3. 受渡予定額
入金額・出金額が確定しているが、受渡日が翌日以降の総額です。
※建玉を決済したが、まだ受渡日を迎えていない損益、および受渡日が翌日以降の入金・出金
<計算式>
未受渡の決済損益+入金予定額-出金予約額
4. 評価損益
未決済の建玉におけるスワップポイントを含む評価損益の額です。建玉評価損益とスワップポイントの合計額です。
<計算式>
建玉評価損益+スワップポイント
5. 建玉評価損益
未決済の建玉における評価損益の額です。
<計算式>
建玉ごとの評価損益の合計
・買い建玉:(Bidー約定価格)×建玉数量×円換算レート*1
・売り建玉:(約定価格ーAsk)×建玉数量×円換算レート*1
6. スワップポイント
未決済の建玉におけるスワップポイントの額です。
<計算式>
スワップポイントの合計(スワップポイント×円換算レート)
7. 証拠金維持率
保有している建玉に対して証拠金(資産合計)がどの程度の割合かを表す数値です。ステータスやロスカットアラートやロスカットの判断の基準となる数値です。
<計算式>
資産合計÷建玉必要証拠金×100
※建玉必要証拠金=約定価格×建玉数量×円換算レート*1×証拠金率
※同じ通貨ペアで、買建と売建を保有している場合は、金額の大きい方との額となります。
8. 実効レバレッジ
資産合計に対して、現在何倍の取引を行っているかを表す数値です。1倍以下となった場合には、「1倍以下」と表示されます。
<計算式>
建玉金額÷資産合計
※同じ通貨ペアで、買建と売建を保有している場合は、金額の大きい方との額となります。
建玉金額=約定価格×建玉数量×円換算レート*1
9. ステータス
証拠金維持率を元に、現在のステータスが表示されます。
・適正:証拠金維持率が140%以上ある状態
・プレアラート:証拠金維持率が140%未満となっている状態
・アラート:証拠金維持率が120%未満となっている状態
・ロスカット:証拠金維持率が100%未満となり、ロスカットルールが適用されている状態
10. 利用可能金額
新しい取引に利用できる資金の額です。
<計算式>
資産合計ー利用中証拠金
11. 利用中証拠金
注文中の注文および保有している建玉に利用している証拠金の額です。
<計算式>
注文必要証拠金額+建玉必要証拠金額
※注文必要証拠金=注文価格*2×注文数量×円換算レート*1×証拠金率
※同じ通貨ペアで、買建と売建を保有している場合は、金額の大きい方との額となります。
12. 必要証拠金
保有している建玉に利用している証拠金の額です。
13. 注文中証拠金
注文中の注文に利用している証拠金の額です。
14. 出金可能額
出金予約を行うことができる金額です。
<計算式>
日別に次の計算を行い、最小の値が採用される。
現金予定残高+建玉評価損益+未決済スワップ損益ー利用中証拠金
15. 出金予約額
出金予約をしている金額です。
16. ロスカットアラート基準額
証拠金維持率が120%を下回る金額です。
17. ロスカット基準額
証拠金維持率が100%を下回る金額です。
18. 更新日時
証拠金状況画面が表示された日時が表示されます。
※表示されている各項目の値は、更新日時時点のものとなります。
(*1)円換算レートは、対円通貨ペアの場合は「1」、非対円通貨ペアの場合は次の通りとなります。
■建玉金額、建玉必要証拠金、注文中証拠金の計算
・基準通貨※の対円レートの「Bid」を利用
■評価損益の計算
・建玉評価損益+未決済スワップポイントがプラスの場合は、基準通貨※の対円レートの「Bid」を利用
・建玉評価損益+未決済スワップポイントがマイナスの場合は、基準通貨※の対円レートの「Ask」を利用
※通貨ペア名の右側の通貨
(*2)ストリーミング注文、成行注文、OCO注文の場合は次の通りとなります。
・ストリーミング注文:売り注文は「Bid」、買い注文は「Ask+スリッページ」
・成行注文:売り注文は「Bid」、買い注文は「Ask」
・OCO注文:売り注文は「指値の注文価格」、買い注文は「逆指値の注文価格」